ハットトリックのC・ロナウドをモウリーニョが罵倒? レアル時代の同僚が過去告白

FWアデバヨール、レアルを指揮していた当時のモウリーニョ氏について言及
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは34歳となった今もゴールマシンとしていまだ健在ぶりを見せるとともに、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、そしてセリエAの3カ国リーグ制覇を経験するなど相変わらずの存在感を放っている。そんなロナウドがレアル・マドリード時代、当時監督だったジョゼ・モウリーニョ氏からハットトリックを決めながら罵倒された過去があったと、かつてのチームメートが英紙「デイリー・メイル」に明かしている。
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インタビューを受けたのは、アーセナルやトーゴ代表のエースとして活躍したFWエマニエル・アデバヨールだ。アデバヨールは2011年にレアル・マドリードの一員となり、当時の指揮官がモウリーニョ監督だった。
「ある試合、俺たちは3-0とリードしてハーフタイムに折り返したんだ。だけどモウリーニョはドレッシングルームに入るなり冷蔵庫を蹴って、ペットボトルの水を投げ捨てて俺たち全員を罵倒し始めたんだ」
モウリーニョ氏が選手に対して厳しい姿勢で接することは有名だ。しかし別の試合でも、その矛先は前半で最高の仕事をしたはずのロナウドにも向かったという。
「ハットトリックを達成したにもかかわらず、モウリーニョはロナウドをこき下ろしたんだ。彼に対して『みんながお前を世界で最高の選手だ、と言っているが、お前はとてもひどいプレーをしている。お前が最高であることを俺に見せてくれよ』と言ったんだよ」
チーム全体に浴びせられた叱責を含めて反骨心を煽るのがモウリーニョ氏の監督としての手法だが、各クラブで長期政権とならない一つの理由がここにあるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)