最新版“ベストGKランキング”を海外紙が選出 名手ノイアー&デ・ヘアを超える存在は?
プレミアのベストGK最右翼のアリソンは第2階層 最上位階層はリーガ勢が独占
惜しくも最上位ランクとならず第2階層となったのが、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアとリバプールのブラジル代表GKアリソンだった。記事では、ユナイテッドの貧弱なディフェンスではGKを助けられなかったし、デ・ヘアも誰も想像し得ないようなミスを犯したこともあったと、今季のパフォーマンスを振り返っている。それでも、過去数シーズンでどれだけ優れているか証明していて、今季も第22節トットナム戦(1-0)では、1試合で11セーブという驚異的な数字でクリーンシートを達成している。
アリソンは6250万ユーロ(現在のレートで約78億5000万円)でリバプールに入団し、一時は“最も高額なGK”となったことで有名だ。オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと強固な守備網を形成。おそらく今季はプレミアリーグのゴールデングローブ賞に輝くことだろう。
そして最上位の階層は、リーガ・エスパニョーラのGKが独占することになった。1人はアトレチコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクで、もう1人はバルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだ。2014年にアトレチコに加入したオブラクは、入団以降から昨季までの4シーズンで失点が67点、クリーンシートが68試合と、失点数より無失点に抑えた試合数のほうが多いという驚異の数字を残している。今季は第1節のバレンシア戦(1-1)で失点して、その数字を同数としたが、第7節のレアル・マドリード戦(0-0)で72試合71失点とし、またもクリーンシートの試合数が上回ることになった。第34節終了時点では、87試合90失点と失点数が多くなってしまったが、それでも十分に驚異的な記録と言える。
そして世界最高峰のGKと言える最上位階層に位置付けされたもう1人が、テア・シュテーゲンだった。同紙は、ゲーム展開を読む能力、配球の能力、シュートを防ぐ能力に優れていて完璧なGKだと絶賛。ドイツ代表でノイアーからレギュラーを奪うのは時間の問題だと指摘している。
最新のGKランキングでは合計8人が紹介されているが、いずれも大きな差はなく、今季終了後に位置づけが変動していてもなんら不思議はないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)