レアル19歳の鮮やかな“テクニカル突破”が反響拡大 英メディアが絶賛「惚れ惚れする」
先発を飾ったディアスが見せた輝きに英国注目 「レアルに欠けていた要素」
レアル・マドリードの19歳MFブラヒム・ディアスは現地時間25日、リーガ・エスパニョーラ第34節で日本代表MF柴崎岳の在籍するヘタフェ戦に先発出場。0-0とスコアレスドローに終わったなか、華麗なテクニックで存在感を放ち、英メディアは「惚れ惚れするスキル」と称賛している。
4位ヘタフェとのアウェーゲームに臨んだ3位レアルは、猛攻を仕掛けるも相手守備陣の牙城を崩せず、スコアレスでタイムアップ。そのなかで、3トップの右ウイングとして先発に抜擢されたディアスは、19歳とは思えぬ堂々としたパフォーマンスを披露した。
途中交代まで印象的なパフォーマンスを発揮していたディアスが特に観客を沸かせたのが、後半16分の場面だった。右サイドで元仏代表FWカリム・ベンゼマと浮き球のワンツーを受け、ゴールに背を向けながらノーバウンドで左足のコントロールを見せると、その流れのまま左足でボールを浮かせて反転するスキルを披露してドリブル突破。ペナルティーエリアに侵入し、そのまま左足のシュートまで持ち運んだ。
英メディア「GIVE ME SPORT」は「ディアスが生み出した惚れ惚れするスキルの数々」と見出しを打ち、ディアスが披露した華麗なテクニックを紹介。「ファンがなぜ彼をベルナウド・シルバに重ねるのかが分かる。ディアスが見せた発想と技術は、シーズンを通してレアルに欠けていた要素であったことは間違いない」と賛辞を送った。
一方で記事では、噂されるベルギー代表MFエデン・アザールが来季からレアルに加入した場合、「ディアスやヴィニシウスは今以上にベンチを温める時間が増えることになりそうだ」と指摘しており、大型補強を見据えるチーム内で生き残れるかが鍵となりそうだ。
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