長谷部は「すでに来季の主力」 華麗なる進化を海外称賛「見事なトランスフォーメーション」
35歳にしてキャリアハイ級の活躍を見せる長谷部を称賛「衰えの兆候を一切見せず」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、ドイツ移籍12年目でキャリアハイとも言える充実したシーズンを送っている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)でもベスト4に進出したチームを支える守備の要に対し、海外メディアも「長谷部の見事なトランスフォーメーション」と評している。
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フランクフルトは現在、勝ち点53の4位。3位RBライプツィヒを勝ち点8差で追い、5位ボルシアMGとは勝ち点2差となっている。来季のCL出場権獲得に向けて好位置につけており、長谷部もドイツ誌「キッカー」のインタビューで「もう一度、CLに出たい」と思いを語っていた。
長谷部は現地時間14日に行われたブンデスリーガ第29節アウクスブルク戦(1-3)で、ライン上で相手のシュートを頭で跳ね返すスーパークリアを披露。続く22日の第30節ヴォルフスブルク戦(1-1)でも前半10分に無人のゴールに飛んだシュートを間一髪ブロックしてピンチを救っている。35歳を迎えたなか、リベロとボランチの併用に応え、守備の要としてハイパフォーマンスを見せる姿に海外メディアも感嘆している。
衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「一般的な中盤選手から守備の要となる長谷部の見事なトランスフォーメーション」と見出しを打ち、今なお進化を続けるベテランを称えた。
「日本のスター・長谷部は今季トップ4を狙うフランクフルトを支える鍵となる要素だ。多様性と戦術理解度を生かしてポジションに適応できるため、長谷部にとってはなんの問題もなく、新たな役割で促進する影響をもたらし続けている。衰えの兆候を一切見せずに、すでに来シーズンの主力として見定められている」
記事によれば、長谷部の今季のパス成功率は89%で、ブンデスリーガ内で16位にランクイン。2020年6月まで契約を結んでおり、36歳となる来季も主力として期待されているという。
ヴォルフスブルク時代の2009-10シーズン以来となるCL出場も射程圏内。その目標を果たした時、“長谷部評”はいっそう高まりそうだ。