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“C・ロナウド2世”流出阻止へ 名門ベンフィカ、ポルトガル新星の違約金249億円に増額か
MFフェリックス、EL史上最年少の19歳153日でハットトリックを達成して一躍脚光
UEFAヨーロッパリーグ(EL)などの活躍もあり、ベンフィカのポルトガル人MFジョアン・フェリックスは大きな注目を集めているが、クラブのルイス・フェリペ・ヴィエイラ会長は「ベンフィカは誰も売らないだろう」と語り、ポルトガルの神童が今夏にチームを離れることはないと主張した。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
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EL準々決勝フランクフルト戦の活躍は大きなインパクトを残した。12日に行われたベンフィカホームの一戦では、フェリックスは大会史上最年少となる19歳153日の若さでハットトリックを達成。その後のリーグ戦でも結果を残し、一躍ヨーロッパのビッグクラブから狙われる存在となっている。
今ではポルトガル代表の先輩にあたるFWクリスティアーノ・ロナウドを要するユベントスを筆頭に、マンチェスター・シティやレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなどが獲得に関心を示していると伝えられている。
しかし、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」に対してベンフィカのヴィエイラ会長はフェリックスの移籍を否定。彼が移籍する唯一の方法は、彼のリリース条項が満たされた場合であると主張した。
「我々クラブは、チームの宝石を守るためにあらゆることをするだろう。ファンに保証したいのは誰も去らないということだ。他の誰かを喜ばせたり、最高の才能を手放したくはないんだ」
ポルトガル紙「Correio da Manha」によるとユベントスの計画を複雑にするために、リリース条項(違約金)を1億2000万ユーロ(約149億3000万円)から2億ユーロ(約249億円)に引き上げるため契約を更新する準備をしているという。“ロナウド2世”と称されるなど多くのクラブが熱視線を送るポルトガルの神童は、会長の言葉通り来季もベンフィカに残ることになるのだろうか。