窮地にも折れない心 今季初先発のインテル長友をマンチーニ監督が「常に準備ができていた」と高評価

第2節のカルピで途中出場以来の出番

 マンチーニ監督の言葉からは、出場機会が訪れなくてもトレーニングで常に最高の準備をしている長友の姿が浮かび上がってくる。この日は、これまで多くの試合で起用されたDFダヴィデ・サントンに代わり右サイドバックでプレー。コロンビア代表MFフレディ・グアリンや、途中出場のMFジョナタン・ビアビアニーとも良い連係を見せた。試合から遠ざかっていることを感じさせないパフォーマンスだった。

 マンチーニ監督が言及しているように、試合終盤ではやや足が止まった感はある。しかし、実戦を重ねていけば解決できる問題だろう。そして、この日のプレーで、長友がマンチーニ監督の有力なサイドバックのレギュラー候補であることをアピールできた可能性が高い。

 雌伏の時を過ごしていた日本が誇るダイナモだが、遂にチャンスをつかんだ。更なる出場機会につなげていきたいところだ。

 

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