窮地にも折れない心 今季初先発のインテル長友をマンチーニ監督が「常に準備ができていた」と高評価

戦力外危機から一転、24日のパレルモ戦でフル出場

 24日のパレルモ戦で、今季初のスタメン出場し90分間のプレーをしたインテルの日本代表DF長友佑都。ロベルト・マンチーニ監督は、試合後の記者会見で試合に出ていなかった期間における長友の姿勢が起用につながったことを語っている。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が伝えている。

 敵地での一戦で1-1と引き分けたインテル。マンチーニ監督は「まだまだ我々は向上できる」としつつ、記者からの長友の起用についての質問に対して応じた。

「私は彼を良いと思って見ていたし、何よりも常に準備ができていた。彼は素晴らしいゲームをしてくれた。試合の最後は少し疲れてしまったが、それは彼が90分間の体力を持っていなかったからだろう」

 今季の長友は、リーグ第2節のカルピ戦で途中出場して約10分間プレーして以来、常にベンチ入りをしていたものの出場機会はゼロだった。それが、21日の親善試合ベルルスコーニ杯による日本代表FW本田圭佑所属のACミランとの一戦に先発出場すると、前半の45分間出場。そこでのプレーが評価され、マンチーニ監督がスタメン出場のチャンスを与えた。

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