堂安律が絶妙なキープから“20m華麗アシスト” オランダメディア称賛「卓越したパス」
敵地ズウォレ戦に先発、浮き球スルーパスから先制ゴール演出
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、現地時間24日にエールディビジ第32節のPECズウォレ戦に先発出場し、絶妙なパスでチームの先制点をアシストした。試合は2-1で迎えた後半11分に雷雨のため打ち切りとなったが、堂安が見せた華麗なアシストに現地メディアからは称賛の声が上がっている。
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U-22日本代表DF中山雄太が所属するズウォレとのアウェーゲーム。中山はメンバー外、フローニンゲンで同僚のU-22日本代表DF板倉滉がベンチスタートとなるなか、20歳のレフティーが輝きを放つ。
0-0で迎えた前半20分、敵陣右サイドで縦パスを受けた堂安は、相手DFを背にしながら巧みにボールをキープ。味方の攻め上がりを待つと、左足でボールをコントロールしながらマーカーを引き剥がし、2人目の寄せも左足アウトサイドで軽やかにかわしてゴール前をルックアップする。次の瞬間、フリーで相手ペナルティーエリア内に侵入しようとしていたFWカイ・シールハイスに約20メートルの浮き球スルーパスを送ると、若きオランダ人ストライカーはワントラップ後、素早く右足を振り抜きゴールを陥れた。
この華麗な先制アシストに、オランダの各メディアが反応。地元メディア「OOG」が、「リツ・ドウアンが右サイドから素晴らしいボールを出すと、ストライカーが受けてシュートを打った」と報道。オランダ公共放送「NOS」公式ツイッターも「リツ・ドウアンによる素晴らしい準備作業」と伝えれば、オランダ紙「AD」も「卓越したパス」と堂安のアシストを称えていた。
試合はその後、後半に両者が1点ずつを取り合うと、フローニンゲンが2-1とリードした後半11分に雷雨のため試合が中止。現地時間29日20時から再開されることになったが、堂安は“仕切り直し”後のゲームでも輝きを放ち、チームに勝利をもたらせるだろうか。
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