カップ戦敗退のミラン、8シーズン連続無冠で監督交代へ 「アップデート」候補者は?
コッパ・イタリア準決勝でラツィオに敗戦 ポチェッティーノ監督らが候補に挙がるも…
ACミランは現地時間24日のコッパ・イタリア準決勝でラツィオに0-1で敗戦。これで8シーズン連続の無冠が決定した。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、ミランが来季に向けて新監督を探す方針で固まると報じている。
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初戦をラツィオのホームでスコアレスドローに持ち込んでいたミランだったが、ホームで迎えた第2戦は後半にアルゼンチン代表MFホアキン・コレアにゴールを奪われて0-1で敗戦。2戦合計スコア0-1でベスト4敗退が決まった。
ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、リーグ戦で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得る可能性を残しているが、クラブは今季限りで指揮官交代に踏み切る見通しだという。そして、その方針が変更されるのは、残りのリーグ戦で5連勝した場合のみとされている。
ミラン幹部では、昨年12月に最高経営責任者(CEO)に就任したイバン・ガジディス氏、スポーツディレクター(SD)を務めるOBで元ブラジル代表レオナルド氏、強化部入りしたOBで元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏の3人がラツィオ戦をスタンド観戦したという。そして、この3者にはそれぞれ来季の監督人事に希望があると伝えられている。
そのなかで、ガジディス氏は現在トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招聘を希望しているが、記事では「ほぼ不可能」と分析。一方で、レオナルド氏は現在フリーで元イタリア代表監督のアントニオ・コンテ氏、マルディーニ氏は現在チェルシーを率いるものの解任が濃厚とされるマウリツィオ・サッリ監督を望んでいるという。
「その3人の名前はすべて難しいと言わざるを得ないが、このアップデートはクラブによって待望されているものだ」
王者ユベントスがアタランタに敗退し、ミランにとって大きなチャンスとなっていたコッパ・イタリアを逃した代償は、ガットゥーゾ監督にとって大きなものになってしまった。
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