浦和、全北との日韓対決に力負け エース興梠がACL通算ゴール数で9位タイに浮上も…
後半13分、浦和は森脇のクロスが興梠に通り、意地のゴールで反撃の狼煙を上げるも…
浦和はハーフタイムにDF槙野智章からDF岩波拓也への交代を行い、鈴木が槙野のいた左ストッパーに入った。しかし後半3分、浦和右サイドからのクロスに鈴木の前でFWキム・シンウクに頭で合わせられて失点。0-2とビハインドが広がり、最終ラインに手を加えたことが完全に裏目に出てしまった。
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2失点した浦和は一気に逆襲モードに入り、前線からボールを奪いに行く圧力を高めた。すると後半13分、森脇のアーリークロスが興梠に渡ると、興梠が相手GKとの1対1を冷静に決めた。興梠はこれが今季のACL初ゴールで、日本人最多の通算ゴール数を19に伸ばし、大会歴代通算でも9位タイとした。
互いに間延びして個々のマッチアップや肉弾戦が際立つゲームに推移していくなかで浦和はペースを掴み、攻撃的に試合を運んでいった。途中投入のFWアンドリュー・ナバウトも積極的にミドルシュートを放つなどゴールに迫る場面を増やしたものの、1点が遠い試合になってしまった浦和はこのまま1-2で敗戦。全北が勝ち点を9に伸ばした一方で浦和は同4にとどまった。
浦和の残り試合はブリーラム・ユナイテッド(タイ)とのアウェーゲームと、北京国安(中国)とのホームゲーム。基本的に2連勝が求められるなか、2007年と17年のアジア王者は決勝トーナメント進出を果たすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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