浦和が全北にミドル弾を叩き込まれ失点 アウェー“日韓対決”、0-1で後半へ
柏木が今季初のメンバー外 チャンスを作るもゴールを奪えず
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第4節の“日韓対決”、浦和レッズと全北現代のアジア王者経験クラブ同士の対戦は、前半を終えてホームの全北が1-0とリードして折り返した。
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浦和は直近のリーグ戦となった20日のヴィッセル神戸戦(1-0)で負傷交代したDF橋岡大樹に加え、ここまで公式戦全試合でスタメン出場の主将MF柏木陽介が登録メンバーから外れた。最終ラインにはDF鈴木大輔が浦和加入後初スタメンとなり、DF森脇良太が橋岡の務めてきた右ウイングバックにスライドした。
先にビッグチャンスを作ったのは浦和だった。前半6分、相手コーナーキックをクリアしたボールが長澤につながり、ドリブルで持ち運んだ長澤はFW武藤雄樹へパス。中央を向いた武藤がパスを送りMFエヴェルトンが相手と競り合いながらスルーすると、ボールの先にはフリーになったFW興梠慎三。しかし、右足でニアを狙った興梠のシュートはわずかに外れ、先制ゴールとはならなかった。
逆に浦和は同12分、森脇がボールを持った時に周囲を探す状況になってしまい、プレッシャーをかけてきた相手MFリカルド・ロペスにボールを奪われると、そのまま持ち込まれペナルティーエリアのすぐ外からミドルシュートを決められて0-1とビハインドを背負ってしまった。
失点後もしばらくは全北にボールを保持されて攻撃を受ける時間が続いたが、少しずつ浦和もポゼッションを回復。同29分には前線で興梠がキープしたところ、駆け上がってきたMF山中亮輔にパスが通ると、山中が左足でミドルを狙うシーンも作った。それでも前半のうちに同点とするには至らず、浦和が1点ビハインドのままハーフタイムを迎えた。
試合前の時点で全北が勝ち点6で首位に立ち、浦和と北京国安(中国)が勝ち点4で追っている。浦和としてはなんとしても、ここでの敗戦は避けたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)