トッテナムMFエリクセン、今季終了後に契約延長の可能性も? 「特別な状況」と指揮官

トットナムMFエリクセン【写真:Getty Images】
トットナムMFエリクセン【写真:Getty Images】

ポチェッティーノ監督は「とてもオープンに話し合っている」と明かす

 プレミアリーグで3位につけるトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、シーズン終了後ならばクラブとの契約延長について話す準備があるようだ。「クリスティアンは特別な人物」と評するマウリシオ・ポチェッティーノ監督が明言した。英テレビ局「BBC」が報じている。

 トットナムは現地時間23日、プレミアリーグ第33節でブライトンと対戦。試合序盤から主導権を握るもブライトンの堅い守備を崩し切れず、苦しい展開を強いられていたが、後半43分にエリクセンが左足の強烈なミドルシュートで値千金のゴールを奪取し、これが決勝点となった。勝利したトットナムは勝ち点70とし、4位以下との差をつけて来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いから一歩抜け出した。

 この試合で決勝点を挙げたエリクセンは、来シーズン終了後に契約が切れることになっている。ここまでクラブからの契約延長オファーにサインしておらず、今夏の移籍市場が近づいてきたことでレアル・マドリードなどへの移籍の噂が連日報道されている。そんななか、ポチェッティーノ監督は自らの口でエリクセンの現状を説明した。

「クリスティアンが将来、我々と一緒にいてくれることを願っている。クリスティアンと我々は、とてもオープンに話し合っている。何が起こるか見てみようじゃないか。とても特別な状況で、クリスティアンは特別な人物だ。彼かクラブが何かに合意するタイミングは、他の選手とは異なるかもしれない。今シーズンの終わりに近づいていて、終わった後には話す時間がたくさんある。今最も重要なことは、彼だけでなくすべての選手が、我々が欲しいものを達成するために集中するべきだということだ」

 クラブからの契約延長オファーにこそサインしていないものの、今後まだまだ話す時間があると語ったポチェッティーノ監督。シーズン終了後、エリクセンはどんな選択を下すのだろうか。

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