左ウイングでの先発はミランの公式戦で初

　ACミランの日本代表FW本田圭佑が、25日の本拠地サッスオーロ戦で4試合ぶりに先発出場する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

　ミランはグロインペインのFWマリオ・バロテッリが戦線離脱中で、21日に行われた親善試合のベルルスコーニ杯インテル戦で、膝の打撲により退場したイタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチも欠場予定とされている。

　シニシャ・ミハイロビッチ監督は4−3−3システムを再び導入する可能性が高まっており、ベルトラッチの離脱により、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラがボランチに下がる可能性が浮上。このため本田がベルルスコーニ杯に続き、ミランでの公式戦では初となる左ウイングで先発する可能性が浮上している。

　昨季の本田の定位置だった右ウイングには、MFアレッシオ・チェルチが入る見込み。1年以上リーグ戦でゴールから遠ざかっている本田は、クラブ批判などピッチ外の話題でメディアを賑わしているが、4試合ぶりの先発出場となるサッスオーロ戦でそろそろゴールなど、目に見える結果を出したいところだ。

　以下、ガゼッタ紙のミラン予想スタメン

GK　ディエゴ・ロペス

DF　アバーテ

　　　アレックス

　　　ロマニョーリ

　　　アントネッリ

MF　クツカ

　　　モントリーヴォ

　　　ボナべントゥーラ

FW　チェルチ

　　　バッカ

　　　本田

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images