川崎が蔚山とのACL“日韓対決”で苦戦 小林の今季初ゴールで先制も…逆転許し1-2で後半へ

川崎先制も、逆転許し1-2で後半へ【写真:Getty Images】
川崎先制も、逆転許し1-2で後半へ【写真:Getty Images】

前半8分に小林が今季公式戦初ゴールも、2ゴールを許す

 Jリーグ2連覇中の王者、川崎フロンターレがホームでの“日韓対決”で苦戦し前半を終えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節で蔚山現代(韓国)を迎え撃った川崎は、先制したものの逆転を許し1-2で前半を終えた。

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 この試合をホームで迎えた川崎だったが、両者のユニフォームはファースト、セカンドともに色が似通っているという事情があり、協議の末にセカンドユニフォームを着用すると試合前に川崎が発表した。その白のユニフォームを身にまとった川崎は、DF谷口彰悟やMF中村憲剛が復帰。左サイドアタッカーにはMF齋藤学が起用された。

 川崎は早い時間帯に悩める主将が試合の均衡を破る。前半8分、MF大島僚太からのパスをペナルティーエリア内の右サイドで受けたFW小林悠は、右足を鋭く振り抜くとボールはファーポストを直撃してゴール内へ。今季の公式戦で初ゴールとなった小林の一撃で、川崎が1-0と先制に成功した。

 しかし川崎は同17分、左コーナーキックのピンチを迎えると中央の混戦をすり抜けたボールはファーサイドのMFパク・ヨンウの足もとへ流れ、そのまま押し込まれて10分と経たずにリードを手放してしまった。

 試合は全体的に川崎がボールを保持しながら、蔚山はボールを奪ったところからスピード感のあるカウンターや高さのあるセットプレーでゴールを狙うという展開で進んだ。そうしたなかで川崎は同31分、FWジュニオール・ネグランを4人で囲みながら強引に突破されて、GKチョン・ソンリョンとの1対1を決められて失点。ペナルティーエリア内にも進出する場面を作った川崎だったが、痛恨の失点で1-2のビハインドを背負って前半を終えた。

 前節は敵地で0-1と敗れ、勝ち点7で首位の蔚山を勝ち点3で追う状況の川崎だけに、ホームで戦うこの試合はなんとしても後半に逆転して勝利を奪いたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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