「眩い輝き」「崇高なスキル」 アザール、相手DF“無力化”の連続フェイントに反響
チェルシーがバーンリーに2-2ドローも… アザールはアシストでファン魅了
チェルシーは現地時間22日、プレミアリーグ第35節でバーンリーと対戦。2-2で引き分け勝利を逃したものの、ベルギー代表MFエデン・アザールが1点目のアシストシーンで披露した切れ味鋭い連続フェイントに、英メディアは「崇高なスキル」「眩い輝きを放ってみせた」と称賛を送っている。
チェルシーは現在、3位から6位まで勝ち点3差の中に4チームがひしめく熾烈な“トップ4争い”を繰り広げている。今節は3位トットナム、5位アーセナル、6位マンチェスター・ユナイテッドが揃って敗戦を喫しており、チェルシーにとってはライバル勢に差をつけるチャンスが訪れていたが、ホームでバーンリーに勝ち切れず勝ち点1の上積みにとどまり、4位となっている。
それでも、エースのアザールが1点目のアシストの場面で見せた切れ味鋭い連続フェイントに対し、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「アザールは崇高なスキルでロートンを終わらせた」と綴り、脚光を当てている。
そのシーンが生まれたのは0-1で迎えた前半12分、左サイドでボールを受けたアザールはマッチアップする相手DFマシュー・ロートンをジリジリと後退させてペナルティーエリア内に侵入すると、一度マイナス方向に込むとすぐに縦へと鋭く切り返す。突破を阻止しようとロートンが飛び込んできたところを、再び右に切り返して振り切ると、中央のフランス代表MFエンゴロ・カンテに正確なラストパスを供給して同点ゴールをアシストした。
記事では、「アザールはロートンにあらゆる種類の問題を引き起こして彼を失落させた後、カンテへのアシストを供給し、開始早々に眩い輝きを放ってみせた。良質なスキルを生み出し、観客を興奮させた。試合を決する力を備えているのは事実であり、それこそが今季チェルシーで極めて重大な存在である理由だ」と惜しみない賛辞を送っている。
今夏のレアル・マドリード移籍の可能性が取り沙汰されているアザールだが、シーズンを通して異彩を放ち続けている。
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