元英代表MF、“0-4”大敗のマンUを酷評 来季残るべき選手は「ラッシュフォードだけ」
エバートンOBのオスマン氏、古巣との一戦で低調だった“赤い悪魔”に厳しい視線
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間21日に行われたプレミアリーグ第35節の敵地エバートン戦で0-4の大敗を喫した。エバートンOBで元イングランド代表MFのレオン・オスマン氏は、“赤い悪魔”の低調ぶりに対し「残るべき選手はラッシュフォードだけ」と、大半の選手が平均以下のパフォーマンスだったと酷評している。英紙「デイリー・スター」が報じた。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバルサ相手に敗退するなど、調子を落としているユナイテッド。ホームでの強さを誇るエバートンになす術なく敗れた。ミスが相次ぐ守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアなど、個々の選手に対する批判も多くなっている。
エバートンで400試合以上の出場歴があるレジェンド、オスマン氏はマレーシアのスポーツメディア「Stadium Astro」の解説者としてこの試合を観戦。ユナイテッドの出来に厳しい視線を送っている。
「ユナイテッドは平均以下の悪い出来だった。我々が予想していたものとは程遠いチームだった。ここ4、5週間、彼らを見てきたなかで、私がチームに残すと決断できる選手はラッシュフォードだけだ」
オスマン氏は10番を背負うイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード以外は、納得のいくパフォーマンスではないと語る。また、怪我などで出番の限られるチリ代表FWのアレクシス・サンチェスは今季限りでの退団を予想。さらにストライカーのベルギー代表FWロメル・ルカクも「プレースタイルに合っていない」と、チーム作りを見直す必要性があると指摘していた。
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