チェルシーのサッリ監督、CLのメディア報道に苦言 「重要性を過剰に伝えている」
CLが大きな意味を持つ大会と認めつつ、過剰な煽りを疑問視
「メディアはチャンピオンズリーグ(CL)の重要性を過剰に伝えている」
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チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督がメディアの過剰な煽りに苦言を呈している。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が指揮官のコメントを報じた。
サッリ監督は今季からチェルシーの監督としてプレミアリーグに初参戦。34節を消化し、残り4試合となった現時点での勝ち点は66で、4位アーセナルと同ポイント、6位マンチェスター・ユナイテッドとは2ポイント差で、最後まで気の抜けないトップ4(4位以内に来季CL出場権が与えられる)争いが続いている。
それと並行してUEFAヨーロッパリーグでは準決勝に勝ち残っており、同大会の優勝でもCL出場権を獲得できる状況だ。しかし、そうしたなかでサッリ監督が口にしたのが、冒頭の言葉だ。イタリア人指揮官はメディアがCLの価値を過大に宣伝しているのではというのだ。
サッリ監督は続けて、こうも語っている。
「もちろんクラブにとっては最も重要なコンペティションなのかもしれない。しかし、一発勝負であるがゆえに良いプレーをしたうえで運も必要になる。CLに勝ち残ればおそらくそれが別の世界であることは理解している。私はCLを2度戦ったことがある。ヨーロッパのクラブ、そして世界中のクラブにとって最も重要で重大なコンペティションなのだろう。だが、そこには幸運も必要なんだ」
サッリ監督はCLが大きな意味を持つ大会だと理解を示したうえで、メディアの報道は過剰気味であることを強調していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)