相手DFとパス交換から珍ゴール! アーセナルFWオーバメヤンの“密集打開弾”に騒然
クリスタル・パレスに2-3と敗戦も… オーバメヤンの珍しい一撃に英紙も反応
アーセナルは現地時間21日、プレミアリーグ第35節でクリスタル・パレスと対戦し、リーグ戦10連勝中のホームで2-3と敗れた。エースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが得点ランキングトップに並ぶ今季19ゴール目を叩き込んだなか、相手DFとのワンツーパスから密集地帯を抜けて決めた“珍ゴール”に会場は騒然となった。
試合は前半17分、ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケのゴールでクリスタル・パレスに先制を許す。劣勢のアーセナルは後半2分、元ドイツ代表MFメスト・エジルが同点ゴールを決めるも、同16分にクリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ、同24分にはスコットランド代表FWジェームズ・マッカーサーに連続ゴールを許した。1-3とリードを広げられたなか、アーセナルのエースストライカーが意地を見せる。
後半32分、敵陣右サイドでボールを持ったオーバメヤンがドリブルを開始。相手3人に囲まれながらも強引に持ち運び、相手ペナルティーエリア手前に侵入。その直後、横からのスライディングタックルを回避すると同時に、前方に抜け出したフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットへパス。クリスタル・パレスDFジョエル・ウォードがブロックに入り、攻撃は潰えたかに思われた。しかしウォードがコントロールを誤り、結果的に走り込んだオーバメヤンにボールを戻す形となって、密集地帯を抜けたオーバメヤンが右足でシュートを流し込んだ。
相手DFとのワンツーから生まれた珍ゴールに英紙「デイリー・メール」も反応。「オーバメヤンが右サイドでボールを受け、彼はサポートを探したが誰も見つけられず走り抜けた。その後にタックルを受けたが、ボールが彼のところに戻り、ホームを駆り立てた」と伝えている。
この一撃でオーバメヤンは今季19ゴール目となり、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと得点ランキングトップで並んでいる。敗れたアーセナルは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位にとどまっているなか、エースの珍しいゴールも脚光を浴びたようだ。
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