まさに電光石火 ムバッペ、度肝を抜く“時速38km爆走”に仏紙注目「彼以上はいる?」
ムバッペがモナコ戦でハットトリック達成 60mの爆走シーンでは驚異のスピードを披露
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間21日、リーグ・アン第33節ASモナコ戦前に2位リールが引き分けたためにリーグ連覇が決まり、試合も3-1で4試合ぶりの勝利を手にした。フランス代表FWキリアン・ムバッペは、殊勲のハットトリックで今季のリーグ戦ゴール数を30点の大台に乗せたが、フランスメディアは20歳の神童が記録した圧巻のスピードに注目している。
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PSGは第31節リール戦で1-5と大敗を喫すると、前節もナントに2-3と逆転負けを喫し、優勝目前で足踏みをしていた。そんななか、ホームで迎えたモナコ戦で大爆発したのが、出場停止明けでピッチに戻ってきたムバッペだった。
前半15分、ハーフウエーライン付近でボールを受けたムバッペは左サイドを走るフランス人MFムサ・ディアビに渡すと、猛然とゴール前まで駆け上がる。ディアビから浮き球のクロスが供給されると、トップスピードのまま見事なトラップを見せ、ダイレクトで叩き込んでネットを揺らした。さらに同38分には、ムバッペがペナルティーエリア前でブラジル代表DFダニエル・アウベスとのワンツーで抜け出し、右足のダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。
そして後半10分、ショートカウンターからアウベスのクロスを再びムバッペが押し込み、古巣モナコ相手にハットトリックを達成した。フランス紙「レキップ」は、「フランス王者PSGの戴冠式における象徴で彼以上の人物はいるか?」とその突出した存在感を強調している。
また記事では、試合中に見せた60メートルの爆走シーンで「時速38kmを記録していた」と言及。ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニというワールドクラスのストライカーの負傷が相次ぎ(モナコ戦の後半、ともに復帰)、ムバッペが孤軍奮闘するシーズンとなったが、その才能を如何なく発揮してみせた。
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