浦和の武藤が真骨頂の一撃 視察したハリル監督も「素晴らしいゴール」と絶賛

J1通算100試合出場を勝利で祝う

 ゴール直後、浦和のサポーター席からは武藤を称える大きなチャントが沸き起こった。奇しくも、マインツへの移籍で注目された日本代表FW武藤嘉紀がFC東京に所属していた今季4月の対戦時に、「僕は“じゃない方”の武藤なんで」と語って話題になった。その相手の元ホームスタジアムに“武藤”の名前が響き渡った。

「できることなら、節目のゲームを勝利で祝いたかったから良かった。ただ、100試合と言っても通過点。浦和の選手たちを見れば、200試合、300試合という選手がたくさんいるので」と控えめに話した武藤だが、表情は満面の笑顔だった。

 東アジアカップでは、日本代表としてデビュー戦で初ゴールを挙げている武藤。ハリル監督が視察したゲームでの御前弾は、自身にとって大きな一発になった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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