マンC、“4番手”の英代表DFに新オファー提示へ 週給2600万円の好条件と英紙報道
2022年まで契約を残すストーンズに1.5倍の週給とさらなる1年契約をオファー
マンチェスター・シティはイングランド代表DFジョン・ストーンズに新たな契約をオファーする見込みのようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
シティは20日に行われたプレミアリーグ第33節のトットナム戦に1-0で勝利し、首位に返り咲いた。この試合に先発出場したストーンズだったが、負傷から復帰後はベンチスタートも増えている。
ペップ・グアルディオラ監督の序列では、フランス代表DFエメリック・ラポルト、アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディ、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニといった名前が、ストーンズの前にある。しかし、コンパニやオタメンディはすでに30代で、グアルディオラ監督は将来的に同じ24歳のラポルテとストーンズがコンビを組むことになると考えているようだ。そのため、シティは将来的にもストーンズをクラブに留めておくために、週給18万ポンド(約2600万円)のオファーを提示するようだ。
シティは16年にエバートンからストーンズを獲得した際、週給12万ポンド(1750万円)の6年契約を結んでいる。契約が3年も残っているDFに対して、より良い条件での1年契約のオファーを提示するのは、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でイングランド代表として7試合に先発出場したストーンズが、シティで先発を確保できていない現状に不満を抱えているとされるからだ。
先週、ストーンズは「5分でも、20分でも、フル出場でも、チームのために戦わなければいけない。自己中心的ではダメなんだ。ここでは全員が一つになっているんだ」と、チームのことを最優先に考える必要性を強調していた。今回のオファーは、そんなDFの忠誠心を試すものとなるはずだ。
UEFAチャンピオンズリーグでトットナムに敗れ、今季の目標に掲げていた4冠の実現は不可能となったものの、さらなる成功への土台固めを続けるシティは、ストーンズの首を縦に振らせることができるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)