闘犬ガットゥーゾ監督、パルマ戦ドローのチームを非難 「幸運かつナイーブだった」
敵地で先制するも、終了間際に同点に追いつかれて直近6試合は1勝のみ
セリエAで熾烈なUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを展開しているミランは現地時間20日、リーグ第33節パルマ戦で1-1のドローに終わった。直近6試合で1勝しかできていないチームに対して、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「幸運かつナイーブだった」とゲーム内容を非難した。
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セリエA第32節終了時点で5位のローマと勝ち点差1でCL出場圏内となる4位に入っていたミランは、中位のパルマと対戦。後半24分、右サイドからのクロスをスペイン人MFサム・カスティジェホがヘディングで合わせて先制点を奪取した。しかし、終了間際の同42分に元ポルトガル代表DFブルーノ・アウベスに直接FKを沈められて、敵地でドロー決着となってしまった。
4位以内を目指すミランとしては、直近6試合で1勝(2分3敗)は満足できない結果と言っていい。イタリア衛星放送局「スカイスポーツ・イタリア」の取材に答えたガットゥーゾ監督の口からは、辛辣なコメントが並んでいる。
「前半、ローペースで試合を進めていたためスペースがほとんどなかった。我々のゴールは幸運だったし、(失点につながった)FKを与えたのはナイーブすぎる。我々は勝ち点を取ろうとしていた。彼らはフィジカルの強いチームで、守備をする時は5枚で守っていた。彼らは我々より苛立っていたとは思うよ」
また、ガットゥーゾ監督は記者の質問に対して「たぶん君が私を良い監督だというのは間違っていた。私は確かなことを人々に理解させるのは得意ではない。私は客観的だよ。なぜなら真実を話しているからね。我々が難しい状況にいることは知っているけど、もっとやれることを期待している。我々は先を見据えなければならない」と語り、前を向くべきだと強調している。
残り5試合でミランはどういった結果を残すことができるのか。ガットゥーゾ監督の手腕が注目されている。
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