フランクフルト、点取り屋ヨビッチの代役にレアルのU-19スペイン代表FWを要求か
大エースの後釜に新星ペドロ・ルイスを要求とスペイン紙が報道
フランクフルトで今季リーグ戦17ゴールを挙げているセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、レアル・マドリード移籍が近づいているとされる。欧州の複数クラブが獲得に関心を示すなか、フランクフルトが“白い巨人”に対し、U-19スペイン代表FWペドロ・ルイスの期限付き移籍を条項に盛り込もうとしているという。スペイン紙「AS」が伝えた。
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2017年にベンフィカから期限付き移籍で加入したヨビッチの買い取りオプションを行使し、完全移籍に移行したフランクフルトだが、今夏の移籍市場での慰留はすでに困難だと認識しているという。
そこでヨビッチをレアルに移籍させる際、彼らは後釜となり得るストライカー候補として、ペドロ・ルイスの獲得に動き出したという。
現在、レアル・マドリードU-19に所属するペドロ・ルイスは、「ラ・ファブリカのイブラヒモビッチ」(ラ・ファブリカは工場を意味するレアルの下部組織の名称)の異名を持つ。フランクフルトはレアル・マドリードに対して買い戻しオプション付きの期限付き移籍を提案し、ラ・ファブリカでも将来が最も嘱望されている1人の獲得に乗り出すという。
近年、フランクフルトは若手選手の育成で大きな成功を収めている。育成環境がしっかりしているが、ブンデスリーガのトップクラブと比較して大きなプレッシャーはかからないため、若手が才能を開花させるには打ってつけだ。
ペドロ・ルイスは、まさに“9番”という点取り屋であり、196センチの長身に加えて足元の技術もしっかりしている。フィジカルの強いブンデスリーガでも、十分に対応できる能力があるとされている。
レアルにとっても、ドイツで出場機会を与えて将来有望株の成長を促すのは悪い話ではない。2016-17シーズンには、DFヘスス・ベジェホをフランクフルトにローン移籍させて、その成長ぶりに喜んだという。両クラブは良い関係を築けているため、ヨビッチのスペイン行きの条件の一部に、ペドロ・ルイスのドイツ行きが入る可能性は高いかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)