ブラジル代表がチリ戦で見せたトーナメント仕様の戦い方とは?
(getty images)
この試合、ブラジルはこれまでと変わらず、1-4-2-3-1というシステムで試合に挑んだ。不調のMFパウリーニョがスタメンから外れ、MFフェルナンジーニョが先発したが、基本的なチーム構成に変わりはない。だが、チリ戦を注意深く観察すると、戦い方が決勝トーナメント仕様になっている。このチームとしての、また個人としての調整力の高さがサッカー王国の強さであり、うまさでもある。
それは「ボールを保持している場合」と「ボールを保持していない場合」とで総合的に見るとグループリーグから何を変えたのかが表面化してくる。