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英雄マラドーナ、30年前の“伝説のウォームアップテク”に再脚光 「選手の姿をした神」
1988-89シーズンのUEFAカップ準決勝前の練習で珠玉のテクニックを披露
アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏は、フットボール史上屈指の天才として語り継がれている。そんななか、アルゼンチンメディアが30年前のUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の試合前の映像を公開。変幻自在にボールを操る姿に「選手の姿をした神」「メッシでさえ彼には勝てない」と改めて称賛の言葉が送られている。
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現役時代はバルセロナやナポリでプレーしたマラドーナ氏は、アルゼンチン代表として1986年にメキシコ・ワールドカップ(W杯)を制覇。97年に現役を引退した後は、2008~10年にアルゼンチン代表の指揮を取り、翌年にはUAE1部アル・ワスルの監督に就任。17年はUAE2部アル・フジャイラ、18年からはメキシコ2部ドラドス・デ・シナロアを率いている。
そんななか、アルゼンチン紙「Ole」が公式インスタグラムで「ウォームアップで歴史を作ることはできますか? はい、できます」と綴り、ナポリでUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制した1988-89シーズンの準決勝前の動画を公開した。
映像は、若き日のマラドーナが太ももでリフティングをしているところからスタート。小刻みなステップを踏みながらリフティングを続け、左足甲の部分でピタリとキャッチすると、今度は高く蹴り上げて頭でボールを突き始める。そして、ボールを頭に乗せたまま、事も無げにバランスを取りながら歩いて移動。再び太もも、左肩、頭でリフティングしてみせた。
約40秒弱の動画だが、そこにはマラドーナの数々の技術が凝縮されている。投稿のコメント欄も海外ファンからの称賛で溢れていた。
「最高の歴史」
「選手の姿をした神」
「メッシでさえ彼には勝てない」
「いつまでもディエゴを見ていたい」
「アイドル、天才、神」
「あらゆる時代を通してベスト」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの比較論はこれまで何度も議論に挙がってきたが、往年のファンにとってはマラドーナの存在はやはり別格のようだ。