長谷部は「アイントラハトの隠れたスター」 EL4強に貢献したリベロを独メディア分析

ドイツメディアが長谷部を称賛している【写真:Getty Images】
ドイツメディアが長谷部を称賛している【写真:Getty Images】

フランクフルトで不動のリベロに… クラブSDも「プロ選手の鑑」と大絶賛

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、現地時間18日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ベンフィカとの第2戦に先発出場し、2-0の勝利に貢献。チームは2戦合計スコアを4-4とし、アウェーゴールの差で準決勝進出を決めた。その活躍を受けてドイツのポータルサイト「watson」は、「ヨビッチ? レビッチ? ノー! 日本から来たベテランがアイントラハトの隠れたスターだ」と見出しを立て、長谷部の分析記事を公開している。

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 記事の冒頭では、長谷部がベンフィカとの第2戦において「決定的な選手の1人だった」と称賛している。しかし、「今季ゴールもアシストもないフランクフルトの最年長選手は一見すると特別な選手には見えないので、少し詳しく見てみる必要がある」と書き出して、分析を進めた。

 今シーズンの長谷部は、4月18日時点でブンデスリーガに29試合中23試合に出場、ELは12試合すべてでプレーしている。そしてドイツ紙「キッカー」の、「前半戦ベストセンターバック」に選出。さらに昨年はAFC(アジアサッカー連盟)の年間表彰式で「アジア国際最優秀選手賞」も受賞している。記事では「トットナムのスーパースターFWソン・フンミンやドルトムントからレンタルされた香川真司ではなく、長谷部がアジア国際最優秀選手賞を受賞した」と紹介している。

 また、現在フランクフルトのスポーツディレクターを務める元ドイツ代表FWフレディ・ボビッチ氏のコメントを引用して、長谷部の特徴と重要性を伝えている。

「我々のチームが安定した守備を行うために、彼は大きな役割を担っている。選手としてだけでなく、チームの模範としても彼はとても重要だ。私はマコトのことを“プロ選手としての鑑”と呼んでいる」

 現在、長谷部が務めるリベロはフランクフルト加入以降に転向したポジションであり、日本代表ではボランチ、ヴォルフスブルクやニュルンベルクでも中盤の役割を担うことが多かった。長谷部は現在のポジションに関して、クラブ公式サイトのインタビューで次のようにコメントをしている。

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