エースから一転、出場機会減も… ユーベFWディバラ、国内移籍は拒否と伊紙報道
新加入C・ロナウドとの共存は機能せず CLアヤックス戦はハーフタイムに交代
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、今季クラブがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得して出場機会が減少するなかで、来季にはチームを離れる可能性が指摘されている。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、クラブ幹部に対してディバラが希望を伝えたと報じている。
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ディバラは昨季のセリエAで33試合出場22ゴールと、まさに「10番」を背負うエースとしてふさわしい成績を残している。テクニカルなボールタッチと左足での強烈かつ正確なシュートで、ユベントスの攻撃の核としてシーズンを過ごした。
しかし、ロナウドが加入した今季はここまで27試合出場も5ゴール。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では9試合出場5ゴールだが、そのうち3得点はロナウドが出場停止を受けていたヤングボーイズ戦のもの。ロナウドとの共存が機能しなかったのはデータ上も指摘されざるを得ない。
そうしたなかで、ディバラには国内のライバルであるインテルから獲得の打診が届いたとしている。しかし、ディバラはファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)に対し、インテルに対する「ノー」の回答と、クラブへの残留もしくは国外移籍の希望を伝え、イタリア国内の他クラブへの移籍を拒否する旨を伝えたとされた。
ディバラは16日のCL準々決勝の第2戦、アヤックス戦ではキャプテンマークを巻いてスタメン出場したが、ハーフタイムで退いた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の続投と、少なくとも来季まではロナウドがプレーすることが濃厚なユベントスにあって、その居場所は確保されるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)