クロアチア代表MFコバチッチ、チェルシーは残留希望も… ロシア名門が獲得画策か
今季レアルからチェルシーへ期限付き移籍、ロシアのゼニトが獲得に動くと英紙報道
クロアチア代表MFマテオ・コバチッチは、今季レアル・マドリードからチェルシーへ期限付き移籍している。チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、同選手を完全移籍で獲得したいという意向を明らかにしたが、英紙「ザ・サン」はロシアのゼニト・サンクトペテルブルクとの話し合いが進んでいると報じた。
コバチッチを残したいチェルシーだが、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分が下される見込みだ。レアルと結んだローン移籍の条項には、買取オプションの記載がないため、完全移籍させることは難しい状況にある。このため、コバチッチは次の移籍先を探し始めているという。
すでにサッリは「コバチッチを残したい。彼はローンでしかないからね。でも、コバチッチには残ってもらいたいと思っている。彼のポジションに我々が問題を抱えているというのは、ご存知の通りだ。あのポジションには、ジョルジーニョしかいないからね。私の考えでは、コバチッチは非常に優れたセントラルMFになることができるよ」とコメントし、残留を強く望んでいる。
レアルのジネディーヌ・ジダン監督は、コバチッチの放出に前向きとされ、その移籍金をチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールら、獲得リストに名を連ねる選手たちの獲得資金に充てたい考えだ。
ゼニトには、元チェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチも在籍している。来季、コバチッチが彼とともにプレーするのか、それともチェルシーに残ることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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