チェルシーで不振のファルカオ フィオレンティーナが1月の獲得を打診か

今季1得点の”虎” ベンチメンバー外にも

 チェルシーのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、昨年1月に左膝前十字靭帯損傷の大怪我を負って以来、不振が続いている。ブラジル・ワールドカップ出場を逃した昨夏から、2年連続でモナコから期限付き移籍で出される”たらい回し”の状態となっているが、来年1月にはセリエAで現在首位のフィオレンティーナへ放出される可能性が浮上。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 ファルカオは2シーズン連続で、プレミアリーグの舞台で艱難辛苦を味わっている。昨季はマンチェスター・ユナイテッドの補強の目玉として、移籍市場最終日にやってきたが4得点に止まり、当初確実視されていた完全移籍のオプションは行使されなかった。

 そして今季は、同じ代理人と契約するジョゼ・モウリーニョ監督のリクエストという形でチェルシーに移籍したが、現在1得点。チームが1トップを採用していることもあり、スペイン代表FWディエゴ・コスタ、フランス代表FWロイク・レミーの後塵を拝する格好で、ベンチメンバーからも外れるようになった。

 先日にはファルカオの祖母が、コロンビアの地元メディアに出場機会のなさに憤りを表明するほどの状況になっているが、チェルシーが1月に新たなストライカーを獲得できれば、ファルカオ放出に動く可能性が浮上している。その中で、セリエA首位を走るフィレンツェの古豪が、ファルカオ獲得に関する打診をチェルシー側に行ったとレポートされている。

 

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