レアル、“陣容の大刷新”より“選手の復活”優先か ジダン監督の優先事項が高い3人は?
スペイン紙「革命より進化を目指す」と指摘 記事でベイル、イスコ、マルセロを名指し
“白い巨人”(レアルの愛称)ことレアル・マドリードは、4連覇を狙ったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16敗退に終わるなど受難のシーズンを過ごしている。ジネディーヌ・ジダン監督に再建を託し、今夏には大型補強も噂されているが、スペインメディアは大刷新を断行しないだろうとの見方を示し、不調のウェールズ代表FWギャレス・ベイルらの復活に期待を寄せている。
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今季のレアルはフレン・ロペテギ元監督の下でシーズン開幕を迎えたが、成績不振で解任されると、後任に就いたサンティアゴ・ソラーリ前監督も悪い流れを完全に断ち切れなかった。リーグ戦で宿敵バルセロナ、本拠地を同じくするアトレチコ・マドリードに遅れを取り、3連覇中だったCLは決勝トーナメント1回戦でアヤックスに敗れた。
チームには昨季まで指揮を執っていたジダン監督が電撃復帰。フロレンティーノ・ペレス会長との衝突が報じられた主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、司令塔のドイツ代表MFトニ・クロースらに放出の噂が浮上するなど、今夏の大改革も予想されていたが、スペイン紙「マルカ」は「革命(Revolution)よりも進化(Evolution)を目指す」と指摘。資金を投入して選手の入れ替えを行うよりも、今季不調だった選手たちをトップフォームに戻すことに注力するとしている。
なかでもそのプライオリティーが高い選手とされているのがベイル、スペイン代表MFイスコ、ブラジル代表DFマルセロの3人だ。記事では「彼(ジダン監督)の優先事項はベイル、イスコ、マルセロが最高レベルに到達できるようにアシストすること」と言及されている。ベイルは怪我の多さが改善されず、イスコとマルセロはソラーリ前監督の下で出番を減らしていた。
トップターゲットと目されるチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール獲得はすでに濃厚と見られているが、噂されるような大刷新が行われる可能性は低いようだ。テコ入れは最低限に留めて再スタートを図るのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)