浦和MF柏木、「一番好きな選手」イニエスタと激突へ 「しっかりと潰しに…」
神戸戦は事実上の完売 今季ホーム初勝利をつかめるか
浦和レッズのMF柏木陽介は、J1リーグ第8節ヴィッセル神戸との対戦を控え、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのことを「意識はする」と話した。
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主将の柏木は、ここまで公式戦全試合にスタメン出場。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行日程で、オズワルド・オリヴェイラ監督がメンバーを入れ替えながら臨むなかでも、その信頼度の高さが窺える。
ここまで浦和の課題は、攻撃面に多く表れている。柏木は前節のガンバ大阪戦に1-0で勝利した試合後も、「(興梠)慎三の近くでプレーしてあげたい気持ちもあるけど、つなぎの部分で触ればもう少しつながるんじゃないかという気持ちもあるし、そのメリハリを考えてプレーすれば、自分のプレーの質も良くなると思う」と、必ずしもチームの攻撃が噛み合っているわけではない現状についても話していた。
そうしたなか、昨季第27節の神戸戦(4-0)ではイニエスタが負傷欠場し、ピッチ上での顔合わせは叶わなかった。今回の対戦で初のマッチアップとなる可能性がある柏木は、イニエスタについて「意識はする」と話す。実際に「神戸は回すのが上手いし、イニエスタをフリーにしてしまえば、なんでもできてしまう」と表現した。そのうえで「一番好きな選手だし、目の前で何ができるか。しっかりと潰しに行けるようなプレーをして、良い感覚を持った選手だと思ってもらえたら」と、その対峙する瞬間をイメージしている。
浦和は今季リーグ戦のホームゲームで未勝利が続いている。柏木は「ホームで勝ちたい気持ちはすごくあるし、みんなサポーターの声が力になっているんだけど、そこで攻撃に行きたくなってしまうというのが、勝てていない証拠なのかなと思う」と話す。浦和にとって平成最後のホームゲームは、チケットも予約キャンセル分が出た場合の再販売のみと、事実上の完売状態。世界的な名手と対峙する柏木は、満員の埼玉スタジアムで浦和を勝利に導けるだろうか。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)