リバプールFWサラーに移籍報道 クロップ監督と確執の噂も…代理人がSNSで反撃
弁護士でもあるラミー・アッバス氏がスペイン紙の報道を一蹴
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、世界でも有数のアタッカーへと成長を遂げた。2018-19シーズンは32ゴールを決めてプレミアリーグの得点王に輝き、今季も19ゴールを決めて、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと並び、トップに立っている。そのサラーに移籍の可能性が浮上しているとスペイン紙「AS」が報じた。
記事によると、サラーはクラブのフロントに対して今シーズン終了後に移籍を要求したという。その理由とされるのが、ユルゲン・クロップ監督との確執だ。クロップと何度か激しい口論をしたサラーは移籍も辞さないとされる。
昨季、レアル・マドリードはサラーに関心を寄せたものの、獲得には至らなかった。今季の補強リストには別の選手の名前が並んでいるものの、もし移籍の可能性があるのであれば、再び触手を伸ばす可能性はある。記事では、移籍が実現すれば昨年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに怪我を負わせられたサラーがレアルの同僚になると、因縁も持ち出している。
この記事に対して、サラーの代理人であり、弁護士のラミー・アッバス氏がツイッターで反応し、「Talking out of their AS again I see.」とコメント。本来は「Talking out of their ASS」という言葉で、直訳すると“尻でものを言う”、つまり“くだらないことを言う”という意味だが、このASS(尻)の部分をスペイン紙「AS」に置き換えて、報道が事実ではないことを匂わせた。
CL準々決勝第2戦のポルト戦でも1得点を挙げて4-1の勝利とリバプールの2大会連続の準決勝進出に貢献したサラー。移籍話が現実であれば、大きな話題になりそうだ。