シティの鮮やかな連係弾を演出する“偽装パス”に注目 「ソン・フンミンも思わず転倒」
シティ敗退も… B・シルバの華麗なノールックパスにCL公式が脚光
マンチェスター・シティは現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でトットナムと対戦し、ホームで4-3と競り勝ったものの、2戦合計スコア4-4でアウェーゴール差により敗退した。悲願の欧州制覇に向けて志半ばで大会を去ったシティだが、CL公式はこの日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」にゴールを演出したポルトガル代表MFベルナルド・シルバの華麗なノールックパスを選出している。
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第1戦を0-1で落としていたシティは、ホームにトットナムを迎え撃つと、序盤からはCL史に残る壮絶な打ち合いが繰り広げられた。前半4分にイングランド代表MFラヒーム・スターリングが左サイドから中央に切り込み右足でゴール右隅に流し込むと、同7と10分に立て続けに失点。しかし、同11分にシルバが同点弾を決め、2-2で迎えた同21分に見事な連係から勝ち越しゴールを奪う。
ペナルティーエリア付近までドリブルで運んだB・シルバはきめ細かいタッチで対面したトットナムの韓国代表FWソン・フンミンを転倒させると、相手守備陣を欺くような左インサイドでのノールックパスを右サイドにボールを送る。走り込んだベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが絶妙なグラウンダーのクロスを供給し、スターリングのゴールをお膳立てした。CL公式は一連のプレーを動画で公開し、「シルバによる偽装パス」と称賛している。
コメント欄では「シルバのパスからのデ・ブライネのクロスも素晴らしい」「最もシティらしいゴールだった」「ソン・フンミンも思わず転倒」「純粋な宝石」「鮮やかな連係」「見事な引きつけからのパス」とファンの間でも反響を呼んでいた。最終的には準決勝進出を逃したシティだが、この日は4ゴールと攻撃力を見せつけていた。
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