メッシは「悪魔のような天使」 “対英国”の無双ぶりを海外称賛「モハメド・アリのレベル」
この日の2発でプレミア勢から計24点奪取「ユナイテッドのファンなら誰もが忘れない」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、プレミアリーグ勢、そしてマンチェスター・ユナイテッドにとって最大級の天敵――。それを証明するような試合となったのは、現地時間16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユナイテッドとの第2戦だ。2ゴールを挙げて4シーズンぶりとなる準決勝進出に貢献したメッシだが、スペイン紙「エル・パイス」が「悪魔のような天使」とのタイトルでプレミア勢の前にまた立ちはだかったことを伝えている。
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「レオ・メッシはディエゴ・マラドーナではない。彼はワールドカップにも勝ってないし、彼がイングランドの生活を盛り上げるようなこともないだろう。しかし、ユナイテッドのファンなら誰もが忘れないはずだ。バルサの10番を」
これは、同紙の記事の一文だ。これまでメッシはCLでプレミアリーグ勢相手に数々のゴールを叩き込んできた。迎えたユナイテッド戦、前半16分に必殺のカットインからゴール左隅へのゴラッソで先制点を奪うと、その4分後にはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのミスを誘う右足シュートで追加点。試合の趨勢を決めた。
リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターによると、メッシはアーセナルから9点、マンチェスター・シティから6点、ユナイテッドから4点、チェルシーから3点、トットナムから2点とプレミア勢から通算24ゴールを奪い取ったという。そんな天才アタッカーに対して、同紙は賛辞の声を惜しまない。
「ブレグジット(Brexit)の国にとってマラドーナのように見えただろう」、「バルサにとってサミティエール、クバラ、そしてクライフに称賛された後の完成したフットボーラーで、ディスティファーノやペレにも近い。もしスポーツ界で例えるなら、もはやモハメド・アリのレベルと言えるだろう」
メッシは「ユナイテッドにとって悪魔のような天使」とも例えている。2008-09、2010-11シーズンの決勝でバルサに苦杯を喫したユナイテッドにとって、メッシの前に二度あることは三度あるという悪夢となったのは間違いない。
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