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香川が魅せた! 華麗なアシストと先制点起点のパスカットで勝利に貢献
ELガバラ戦にフル出場 2ゴールに絡む
ドルトムントの日本代表MF香川真司は22日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージC組の第3節、敵地でのガバラ(アゼルバイジャン)戦の後半38分に鮮やかなワンタッチアシストを披露し、3−1の勝利に貢献した。ドルトムントはこの勝利で、C組首位をがっちりキープしている。
香川はトーマス・トゥヘル監督体制でお馴染みとなった、4-3-3の左インサイドハーフで先発フル出場。オーバメヤンの2点目をアシストする活躍で、存在感を見せつけた。
政治的理由を背景に、アルメニア代表MFムヒタリアンをメンバー外としたドルトムント。この日はGKにベテランのヴァイデンフェラー、ディフェンスラインは右からギンター、ソクラティス、主将フンメルス、パク・チュホが入った。中盤はアンカーにバイグル、その前にギュンドアンと香川が並ぶお馴染みの形に。前線は右からホフマン、オーバメヤン、ロイスという構成に。ムヒタリアン以外の攻撃陣はベストメンバーが並んだ。
敵地で勝利を狙いにいったドルトムントだが、いきなりピンチを迎えた。前半7分にはガバラがカウンターから決定的チャンスを得る。MFゼニョフが右サイドを抜け出して中央へクロス。ここはDFギンターがカバーに戻り、FWドドに渡る前にクリアしてピンチをしのいだ。さらに、同11分にもFWドドが裏に抜け出し、ヴァイデンフェラーの頭上を抜くシュートを放つが、再びギンターが戻り、間一髪のところで失点を防いだ。序盤から主導権を握ったドルトムントだが、守備では簡単に裏を取られるなど不安定な面も見せた。
それでも、前半31分に先制に成功する。左サイドの高い位置で香川が相手のパスをカット。その後、ロイスからオーバメヤンへとつなぐと、ガボン代表のストライカーはエリア外から正確なミドルシュートでゴールを破った。ブンデスリーガで開幕から8試合連続得点を決めていた韋駄天ストライカーは、ELでは初ゴールとなった。