バルサ監督、本拠地CL戦で“マンU魂”を警戒 「試合終盤に彼らは特別な力を発揮する」

バルベルデ監督、「アウェーゲーム、4試合中3試合を勝利している」とマンUに言及
バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、現地時間16日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のマンチェスター・ユナイテッドとの試合は、試合終了のホイッスルまで油断ができない一戦になると考えているようだ。試合前日のコメントを、米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
バルサは敵地で行われた第1戦で、1-0の勝利を収めている。しかし、バルベルデ監督は、ユナイテッドが諦めていないことを強調した。それはフランス代表FWウスマン・デンベレの出場の可否が問われた時だった。スペイン人監督は「先発する選手も重要になるが、試合を終える選手も重要になる。なぜなら、マンチェスター・ユナイテッドは試合終盤に特別な力を発揮するクラブだからだ」とコメントした。一切の油断を排除し、バルベルデ監督は気を引き締めている。
「ユナイテッドは、今季のCLのアウェーゲームで4試合のうち3試合に勝利している。私たちは気を付けなければいけない。第1レグの結果は、決定的なものではない」
そして、ユナイテッドの最も警戒する点は何かを問われたバルベルデ監督は「彼らのスピリット(魂)だ」と答えている。
「彼らの魂だ。また、パワーとスピードにも警戒が必要だ。彼らにスペースを与えれば、素早く、効率的に攻めてくる。彼らが成し遂げてきたこと、彼らの存在、そして彼らの背負っている歴史にリスペクトを示さなければいけない」
ラウンド16では、パリ・サンジェルマンを相手に初戦の0-2の敗戦から、第2戦で3-1と逆転したユナイテッド。カンプ・ノウで行われた1998-99シーズンのCL決勝でも、難敵バイエルンをアディショナルタイムの逆転劇で撃破してビッグイヤーを掲げた。そんな縁もあるカンプ・ノウでユナイテッドは、逆転での4強進出を決められるだろうか。