レアルDF、今季の自己評価は「落第点」 “無冠”濃厚の現状は「心地良くない」
カルバハルが今季を反省 「3月からなんのタイトルのためにも戦わないなんて…」
昨シーズンまでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3連覇していたレアル・マドリードだったが、今シーズンは無冠で終えることが濃厚になった。幼少期から憧れだったレアル加入の夢を叶え、これまでレアルで数々のタイトルを手にしてきたスペイン代表DFダニエル・カルバハルがスペイン紙「マルカ」の独占インタビューに応じ、プロキャリアで最も苦しいシーズンとなった今季を振り返っている。
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絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを失って、元スペイン代表監督のフレン・ロペテギ氏の下で今季のスタートを切ったレアル。しかし、新たなリーダーになると期待されたウェールズ代表FWギャレス・ベイルも思うような結果を出せず、昨年9月下旬からチームも低迷が続きロペテギ氏は解任に追い込まれた。
その後、新監督が決まるまでの暫定監督としてサンティアゴ・ソラーリ氏がチームを率いることに。次期監督候補にはチェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏の名前が挙がるなどしたが、ソラーリ氏の下で連勝と好調が続き、同氏は正式に監督に就任することとなった。
ところが、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝で宿敵バルセロナに敗れ、リーガ・エスパニョーラでも順位が落ち込み、さらには4連覇を狙っていたCLもアヤックスに大敗を喫しベスト16敗退。これを受けてソラーリ氏は解任され、昨季限りでレアルを去ったジネディーヌ・ジダン前監督がまさかの電撃復帰を果たした。
今季のタイトル獲得の可能性がほぼ消えたここ数カ月について、「キャリアで最も苦しい時だったか?」と聞かれたカルバハルは、「プロとして、イエスだ。3月からタイトル争いができなくなることなんて滅多にない。ユニフォームへのプライドしかない。心地良くない状況だ」と胸の内を語った。
さらに、今季の自己評価については「自分は評価を与える立場にいないが」としながらも、「落第点だと思う。なぜなら、私はチームの一員だからだ。そして、私たちは良いパフォーマンスをやってきていない」と答えた。
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