カリスマ男イブラヒモビッチ、若手育成で持論 「アヤックスより優れたクラブはない」
キャリアをスタートするクラブとして最適だと主張「僕はまだ感謝している」
ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、若い選手を育成するうえで「アヤックスより優れたクラブはない」と古巣を称賛した。
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今季、アヤックスはオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(今夏バルセロナへの移籍が内定)や同国代表DFマタイス・デ・リフトといった多くの若手が活躍し、欧州最高峰の舞台と言われるUEFAチャンピオンズリーグで準々決勝まで進出。国内リーグでもPSVと優勝を争っており、新時代の到来を予感させている。
アヤックスはこれまで、アカデミーから元オランダ代表FWヨハン・クライフを筆頭に、FWパトリック・クライファート、MFエドガー・ダービッツ、MFウェズレイ・スナイデル(現アル・ガラファ)、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(現トットナム)ら数多くのタレントを輩出。彼らは若くしてクラブで活躍し、世界へ飛び立っていった。
2001年、19歳で母国のマルメからアヤックスに加入したイブラヒモビッチも才能を開花させた1人だ。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」によれば、カリスマFWは若い才能を伸ばすことにおいてアヤックスの右に出るチームはいないと考えており、キャリアをスタートさせるのにこれ以上適した場所はないと語っている。
「若く野心的なサッカー選手にとってアヤックスより優れたクラブはない。トレーニング方法、クラブの哲学、囲まれている仲間。それらはすべて非常に高いレベルにある。新たなタレントには、アヤックスでキャリアをスタートすることを勧めるよ」
クラブで学んだ一つひとつのことを振り返り、「世界で最高のサッカー選手の1人になるための最初のステップだった。たくさんの学びを提供してくれたアヤックスが最初の海外クラブだったことを、僕はまだ感謝している」と自身の思いを明かした。
“外の世界”で初めて過ごした場所がアヤックスだったことは、イブラヒモビッチのキャリアにとって大きな影響を与えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)