ムバッペ父、過熱する移籍報道への苛立ちを仏紙に吐露 「情けない」「誤報もある」
20歳にして今季のPSGでエースとして君臨 レアル移籍の噂も再三上がるが…
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、20歳ながら今季のリーグ・アンで27ゴールを決めて得点王争いを独走するなど、その能力は世界ナンバーワンへと着実に近づいている。そんな神童の去就を巡る噂は連日のように各メディアで報じられているが、同選手の父親がこれらの報道に対して苛立ちを示した。フランス紙「ル・パリジャン」のインタビューで語っている。
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前所属のモナコでの活躍で脚光を浴び、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)優勝によって、次世代スターの地位を確立したムバッペ。17年夏のPSG移籍以降も、複数のメガクラブが注目していると伝えられているが、現在は同じフランス人で英雄的存在であるジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードが獲得を狙っているとの噂や、莫大な移籍金、年俸の予想などが連日のようにメディアを賑わせている。
だが、この過熱するメディアの“移籍報道”について、ムバッペの父親は同紙のインタビューで「以前はすべてを読んだり、見ていたが、今はもうしない。チョコレートケーキのようなものだよ。たくさん食べすぎるとお腹を痛める。それに時々、誤報もあるしね」と話し、こう続けている。
「たしかに、キリアンは表舞台に立つ人間だ。しかし、彼の日常的なことまで報じられていることは理解できない。情けない」
ムバッペは今季、ブラジル代表FWネイマールやウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニら主力を負傷で欠くPSGでエースとしてゴールを量産し、ここまで公式戦39試合で33ゴールを記録している。
絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を失い、攻撃力低下が顕著なレアルは、後継者となるストライカーを探しており、有力候補としてたびたびムバッペの名前が浮上。世界中から熱視線を浴びるスター選手の父親として、過熱する報道に自制を求めた。
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