「素晴らしいショー」 神戸イニエスタ、“違い証明”の2アシストを海外メディア称賛
前半28分に相手の隙を突く巧みなクイックリスタート、一時勝ち越しとなる得点を演出
ヴィッセル神戸は14日、J1リーグ第7節サンフレッチェ広島戦で2-4と敗れた。今季初のリーグ戦2連敗となったなか、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが技あり2アシストで意地を見せた。海外メディアも「素晴らしいショー」と称賛している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
神戸は前半15分、敵陣中央の左サイドでFKを獲得。キッカーを務めたイニエスタは右足で小さく曲がりながら落ちるボールを送ると、ニアサイドで反応したFWウェリントンが力強いヘディングシュートをゴール左に突き刺し、先制に成功する。
さらに、ミスから1-1の同点に追いつかれて迎えた前半28分に敵陣中央の右サイドでFKを獲得すると、イニエスタが素早いリスタートを選択。動き出したFW古橋亨梧に絶妙なスルーパスを送り、ペナルティーエリア内でGKと1対1になった古橋が冷静にゴール左隅に流し込んで勝ち越した。
神戸は後半に広島MF柏好文とFW渡大生に立て続けに3ゴールを奪われ、2-4で逆転負けを喫したが、イニエスタの技術と戦術眼が際立つ試合となった。スペイン紙「AS」チリ版は、「アンドレス・イニエスタの日本での素晴らしいショー」と見出しを打ち、「彼は敗戦を回避できなかったが、2ゴールを導き出した。二つ目のアシストで、彼は違いを証明した。みんなが見ている間に素早くプレーを再開させた」と言及。なかでも、相手の隙を突いた“リスタート・スルーパス”を称えている。
34歳のイニエスタは好調を維持しているだけに、チームも着実に勝利を重ねていきたいところだ。
[ftp_del]
>>【PR】海外サッカー通のFC東京DF太田宏介 “見てもらえる”喜びと「DAZN活用法」
[/ftp_del]