2アシストのイニエスタを母国紙「偉大なレベル」と称賛も… 神戸の「守備の脆さ」指摘
イニエスタが2アシストの活躍を見せるも、神戸は広島に2-4と逆転負け
ヴィッセル神戸は14日、J1リーグ第7節でサンフレッチェ広島と対戦し、2-4で逆転負けを喫した。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは2アシストを記録したものの、「神戸の敗戦を防ぐことはできなかった」とスペイン紙が報じている。
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前節で昇格組の松本山雅FCに1-2で敗れていた神戸は、ホームに首位の広島を迎えた重要な一戦に臨んだ。上位争いに食らいつくために勝利が求められていた神戸は、前半15分に左サイドでFKを獲得。キッカーを務めたイニエスタが右足で絶妙なクロスを送ると、FWウェリントンが頭で合わせて幸先良く先制点を奪った。
同23分に同点弾を許すも、5分後に再びバルセロナの英雄が試合を動かす。今度は右サイドでFKを得ると、ボールをセットしたイニエスタが相手の意表を突くクイックリスタートからスルーパスを通す。これに抜け出したFW古橋亨梧が相手GKとの1対1を制し、勝ち越しゴールを奪った。
しかし、後半に入ると目に見えて運動量が落ちた神戸は広島の反撃に遭い、後半20分、25分、28分と3連続失点。ホームで屈辱的な逆転負けを喫することになった。
この結果を受けて、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「イニエスタの2アシストは神戸の敗戦を防ぐことはできなかった」と報じ、連敗したことを紹介。また、スペイン紙「スポルト」は「イニエスタは偉大なレベルを披露し、2つのパスでゴールを生み出した。しかし、いまだに神戸の守備の脆さは彼にダメ出しをしているようだ」と綴り、イニエスタの攻撃における貢献度の高さが、脆弱な守備によってかき消されていると指摘。元スペイン代表FWダビド・ビジャを負傷で欠いた一戦となったが、神戸にとっては手痛い連敗となってしまった。
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