イカルディ、インテルと決別か レアル行き希望でクラブとの延長契約拒否と海外紙報道
ユベントス、ナポリ、マンチェスター・ユナイテッドからの関心も報じられる
アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディのインテルでの日々は、あと数カ月で終わることになりそうだ。スペイン紙「AS」は、イカルディがインテルとの契約延長を拒否し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者への移籍を希望していると報じている。
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記事によれば、イカルディは2021年に契約満了を迎えるインテルから届いたオファーを無視し、今夏の移籍を模索。新天地の条件として、“CL出場クラブ”を希望しているという。
彼の望みはレアル・マドリード移籍だ。だが、レアルにとってイカルディ獲得は優先順位が高くなく、ユベントス移籍が現実的とされている。また、ナポリも彼に巨額の給料を準備しているとされ、マンチェスター・ユナイテッドはベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレードを申し込むかもしれない。
インテルで6シーズンを過ごし、キャプテンマークを巻いていたイカルディだが、今年1月に契約延長の話題が出てからクラブとの関係が急速に悪化していった。クラブは給与と同時に違約金を吊り上げようとしたが、彼の妻であり代理人であるワンダ・ナラ氏が、選手は移籍を希望しているとして延長を拒んだ。その後、さまざまな情報が洩れていき、クラブはイカルディをキャプテンから降ろし、チームにも帯同させなかった。
愛するクラブからの扱いを不満に感じたイカルディは、インテルの首脳陣にサン・シーロでの立場回復に協力してくれるのであれば、契約延長の話に応じると伝えたとされる。選手に近い関係者は、「お金の問題ではなく、気持ちの問題」と、コメントしているという。
こうした問題もあり、現在の移籍市場でイカルディの価値は、6000万ユーロ(約76億円)まで落ちたという。彼は希望通りにレアルへの移籍を実現できるか。それとも、長らく彼を追いかけているユベントスが射止めるのか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)