リバプールの「全選手を向上させる存在」 チェルシーDFが3トップ以上に警戒するのは?
ダビド・ルイスが暫定首位リバプールのキーマンにクロップ監督を挙げる
チェルシーは現地時間14日に行われるプレミアリーグ第34節で、敵地アンフィールドに乗り込み暫定首位のリバプールと対戦する。2013-14シーズンのほぼ同時期に、チェルシーがリバプールとの直接対決に勝利して優勝を阻止したこともあり(優勝はマンチェスター・シティ)、この試合は大きな注目を集めている。大一番を前にチェルシーのブラジル代表DFダビド・ルイスは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材に応じ、リバプールのキーマンを挙げた。
今季のリバプールは、最前線のエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWフィルミーノの“トリデンテ”を中心に、リーグ2位となる75得点を記録。また、守備でもオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの奮闘もあり、リーグ最少の20失点という数字を残している。
トリデンテについて、ダビド・ルイスは「彼らは一緒にプレーすると、スピードもあり、賢く、クオリティーもある。同時にいやらしさも兼ね備えている」と警戒するが、最大のキーマンはピッチ上にいないという。彼が最も警戒する人物として名前を挙げたのは、指揮官の「ユルゲン・クロップ」だった。
「彼はすべての選手を成長させた。最終ラインのDFから、GK、MF、そして特にストライカーたちを、ね。彼らは同じようにプレーをして、常に高い情熱とスピリットを持っている。だからこそ、彼らは驚異的だが、サッカーは時に残酷だ。なぜならリバプールはあれだけ素晴らしいのに、(暫定2位の)シティがタイトルに最も近いのだからね。全員がプレッシャーを感じていると思うよ」
直近の対戦相手について、コメントを拒否する選手は少なくない。だが、ダビド・ルイスは「彼らは素晴らしいことを成し遂げていて、そのことを伝えたい。でも、サッカーは不思議なものなんだ。タフな試合になるだろうけど、僕たちも勝つために最善を尽くすよ」と、相手にリスペクトを示しつつ、勝利を誓った。
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