世界42カ国51リーグ「平均観客動員数ランキング」 1位は独1部、J1、J2の順位は?
サッカー専門調査機関「CIES」が過去5年間の1試合平均の観客動員数を調査
スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」は、全世界のサッカーリーグを対象にした観客動員数に関するレポートを公開した。過去5年間(2013〜18年)の1試合平均の観客動員数では、ドイツのブンデスリーガがトップなった。また日本のJリーグは、J1の平均観客動員数が1万8227人で12位、J2が6892人で26位となった。
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今回、「CIES」が調査対象にしたのは42カ国で、ディビジョンごとに分けて合計51のリーグに関して調べている。また、2013年から18年までの過去5年間を対象の期間と指定している。
1位はドイツのブンデスリーガで、過去5年間の1試合あたり平均観客動員数は4万3302人としている。この記録は全リーグで唯一の4万人超えとなった。また、ドイツ2部リーグの平均観客動員数は1万8814人で10位、同3部リーグは6427人で30位にランクインした。J1と比較すると、1部のブンデスリーガは2倍以上の動員力があり、2部リーグでさえJ1の動員数では届かない数字となっており、驚異的かつ熱狂的なリーグであることが分かる。
2位にはイングランドのプレミアリーグがランクインしている。平均観客動員数は3万6675人で、1位のブンデスリーガには差をつけられているが、3位以下のリーグには大差をつける記録で熱狂度合いをきっちりと数字で表している。
3位には2万7381人でスペインのリーガ・エスパニョーラがランクインしていて、そのままヨーロッパ5大リーグと言われるセリエAやリーグ・アンが続くのかと思われた。しかし、4位は元日本代表MF本田圭佑が昨季までプレーしていたメキシコのリーガMXで、その観客動員数は2万5582人。J1の1・4倍ほどの観客を動員している。
日本のJリーグの記録は、J1が1万8227人で12位、J2が6892人で26位となっている。J3は2014年から始まっているので、今回の調査では対象外となっている。J1の一つ上の11位は1万8526人でイングランド2部相当のチャンピオンシップ、一つ下の13位が1万7402人でブラジル1部リーグとなっている。
アジアに視野を広げると、中国のスーパーリーグが平均2万2594人を動員して全体6位、アジアでは1位になっている。アジア2位がJ1で、3位はイラン1部リーグで7949人となり、全体では22位となっている。4位は韓国のKリーグで7104人となり、全体の24位。5位がJ2となった。