“切り札”ノジマステラ田中陽子、点取り屋への変貌宣言 「たくさん取りたい」

「今年はゴールをたくさん取りたい」と意気込んだMF田中【写真:Football ZONE web】
「今年はゴールをたくさん取りたい」と意気込んだMF田中【写真:Football ZONE web】

「怖い選手になれるように意識している。今年は得意なミドルシュートが出ている」

 2015年にINAC神戸レオネッサから加入して5年目、これまでレギュラーとしてプレーしてきたが、今季はリーグ開幕戦を除いてベンチスタートが続いている。野田監督は「田中陽子は全然先発で出られる力はある」と実力を認めたうえで、「90分を通していろいろなオプションを考えながら、流れを一気に変えてくれる役割を十分果たしてくれる」と“切り札”としての起用法を明かす。

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 システムも変わるなかで田中陽子がブレずに貫くのが、自身の持ち味である「ゴールに関わるプレー」だ。

「自分はゴールに関わるプレーが特長なので、消極的じゃなくて、怖い選手になれるように意識しています。今年はゴールをたくさん取りたい。これまでは全員が連動して、みんなで上手く攻める形でしたけど、今年は練習試合でも結構点を取れていて、得意なミドルシュートが出ている。ミドルはゴールに直結するので大事ですね。点を取れれば勢いにも乗れるので、ここから勝っていけるように貢献していきたいです」

 野田監督の下で新たな一歩を踏み出した“新生ノジマステラ”で、田中陽子も点取り屋として覚醒しようとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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