元独代表DFフンメルスの去就に独メディア注目 バイエルン残留と国外移籍の“二択”か
古巣ドルトムントとの大一番で先制ヘッドも、バイエルンの改革に伴い去就は不透明
先週行われたドイツ・ブンデスリーガ第28節のドルトムント戦で先制点を叩き出し、5-0での圧勝の火付け役となったバイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス。この試合やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のリバプール戦などビッグマッチで起用され、ニコ・コバチ監督の信頼を取り戻している同選手だが、ドイツ放送局「Sport1」によれば、その去就は以前よりも不透明さを増しているという。
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コバチ監督がドイツ代表DFニクラス・ジューレをCBのファーストチョイスに定めていることから、フンメルスはDFジェローム・ボアテングと残り1枠を争う形になっているが、来季は守備陣にフランス代表DFベンジャマン・パバールと同代表DFリュカ・エルナンデスも加わる。すでに今季ブンデスリーガ7試合でベンチを温めているフンメルスにとっては、さらに厳しいポジション争いが待ち受けることになる。
こうした状況でフンメルスは、今後についてどのようなイメージを持っているのだろうか。「Sport1」の得た情報では、国外移籍かバイエルン残留のいずれかだという。
フンメルスはバイエルンと2021年まで契約を結んでいるが、欧州のトップクラブはかなり以前から同選手に目をつけている。大改革を公言しているバイエルンがこの夏にスター選手を数人手放す可能性があり、そこにフンメルスが含まれる可能性もある。「Sport1」によれば、フンメルスにはありとあらゆる選択肢があり、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラへ移る可能性があるほか、イタリアならユベントス、フランスならパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍も考えられるとのこと。ただし同メディアは、何度か話題に上った古巣ドルトムントへの復帰は「問題外」と断言した。