レバンドフスキとコマンだけじゃない! バイエルン選手たちの“喧嘩史”を独紙紹介

12年にはリベリーがロッベンを“拳”で攻撃 OBコバチ監督も現役時代には…

 さらに12年4月、レアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦のハーフタイムには、元フランス代表MFフランク・リベリーと元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの間に火花が。リベリーが最初に言葉で、次に拳でロッベンを攻撃し、罰金処分となった。目の周りにあざができるほど強く殴られたロッベンだが、両者は現在では仲が良く、遺恨はないようだ。

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 そして18年1月には、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとドイツ代表MFセバスティアン・ルディが一触即発の状態に。ハメスの危険なスライディングにルディがカッとなったが、殴り合いとなる寸前に元ブラジル代表DFラフィーニャ、リベリー、ボアテングが止めに入った。当時のユップ・ハインケス監督は両者に握手を命じ、その場を収めたという。

 さて、今回のレバンドフスキとコマンの一件だが、ニコ・コバチ監督は少々ためらったものの、両選手をそのままチームに残し、予定どおり練習を終えたという。その場にいた人はこの判断に驚いたかもしれないが、そこは「オクトーバーフェスト(秋に行われるビール祭り)で飲まれるビールの量ほどにパンチが飛び交う」と称されるほどのバイエルン。クラブOBのコバチ監督も現役時代にはリザラズと練習中にやり合い、チームメイトの仲裁を受けた経験があるため、バイエルンの“伝統”を目にしてもさほど驚かなかったのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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