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香川は「値段が高すぎる」? 高額な獲得費用がベジクタシュ完全移籍のネックと海外報道
クラブ会長が来季コストカットの必要性に言及 「できればぜひ契約したいが…」
日本代表MF香川真司は、今冬の移籍市場でドルトムントからベジクタシュへ期限付き移籍し、ここまでリーグ戦7試合3得点をマークしている。クラブ側は同選手の残留を願っているが、完全移籍のためにかかる費用がそれを困難にしているようだ。ドイツメディア「sport.de」はトルコメディア「fotoMac」の情報をもとに、「カガワは今夏、ドルトムントに復帰か」と伝えている。
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「sport.de」は「BVB(ドルトムントの略称)ファンのお気入りであるカガワは、プレー面ではベジクタシュを納得させたものの、トルコのトップクラブにとっては値段が高すぎるようだ」と綴り、「fotoMac」が報じたベジクタシュのフィクレト・オルマン会長の言葉を伝えている。
オルマン会長は「我々はカガワに非常に満足しており、できれば彼とぜひ契約したい」と、ここまで香川が見せているパフォーマンスを高く評価していることを明言。一方で「しかし、我々は来季にはスカッドを縮小し、コストカットしなくてはならない」ともコメントしている。人員整理と経費削減のため、香川を獲得することは難しいと暗に述べた。
香川はドルトムントと2020年まで契約を結んでおり、移籍期間が満了すれば夏にドルトムントへ戻ることになる。しかし、ルシアン・ファブレ監督は今季前半戦、香川を公式戦4試合でしか起用しておらず、一度はU-23チームで4部相当の試合を戦わせるなど、戦力外とみなしている。
このため、ドルトムントへ復帰しても香川に将来があるかは疑わしい。現在、プレミアリーグの複数クラブが獲得に関心を持っているという噂もあるが、香川の未来はどこにあるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)