大型補強目論むレアル、ベイル売却を決断? 移籍金165億円に設定とスペイン紙報じる

レアルFWベイル【写真:Getty Images】
レアルFWベイル【写真:Getty Images】

ポグバ、エリクセンらの獲得資金捻出へ トレードによる移籍成立を狙う可能性も

 ジネディーヌ・ジダン監督が復帰したレアル・マドリードは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルを売却する時が来たと考え、来夏の移籍市場での放出を検討することを決めたようだ。交渉金額は1億3000万ユーロ(約165億円)に設定されていると、スペイン紙「AS」が報じた。

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 2013年の夏にトットナムから1億300万ユーロ(約130億円)でレアルへと加入したベイルは、4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇やUEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップの優勝を含む14個のタイトルを獲得している。一方、スペインでは22回の怪我に悩まされたことでパフォーマンスが安定せず、チームのサポーターからはしばしば批判を集めていた。

 またチームは来夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンらの獲得を画策。彼らを獲得するためには多額の移籍金がかかり、その資金を捻出すためにもベイルを売却することを決めたようだ。

 移籍金に関してはパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(2億2000万ユーロ/約278億円)、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(1億8000万ユーロ/約228億円)らに支払われる価格を考慮し、フロレンティーノ・ペレス会長は1億3000万ユーロに設定。ベイルは給料が高額なため、移籍金で妥協する可能性はあるものの、その場合にはトレードを考慮したオプションも検討することができるようだ。

 特にユナイテッドやトットナムとはそのトレードを踏まえた移籍の可能性があり、クラブも非常に可能性のある選択だと考えていると伝えている。ジダン監督復帰で残留も囁かれていたベイルだが、クラブとしては今夏の放出が優先事項となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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