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「本当に知らなかったんだけど…??」 元仏代表MF、自身の契約解除をSNSで知る
「双方合意」と発表も… チェルシーなどで活躍した元フランス代表MFマルダ氏は戸惑い
スイスのFCチューリッヒは11日、クラブの公式HPで元フランス代表MFフローラン・マルダ氏との契約を解除することを発表した。しかし、「双方合意」と記されているにもかかわらず、マルダ氏は契約解除となることを知らなかったことがSNSで判明している。
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マルダ氏は現役時代、リヨンで4度のリーグ優勝を経験し、プレミアリーグのチェルシーへ移籍。チェルシーでも6シーズンにわたってプレーし、プレミアリーグ制覇、3度のFA杯優勝、コミュニティシールド制覇、さらにUEFAチャンピオンズリーグのタイトルも獲得した。フランス代表でも2006年のドイツ大会で準優勝となるなど、輝かしいキャリアを過ごしてきた。
現役引退後、今年2月19日にFCチューリッヒのトップチームやアカデミーで指導するコーチングスタッフに就任することが発表された。しかし、契約から約2カ月という短期間で、クラブを離れることとなってしまった。クラブは公式声明で、以下のような発表を行っている。
「FCチューリッヒとフローラン・マルダは、両者の協力関係を解除することで双方合意に達しました。マルダの実行しようとしている様々なプロジェクトは、クラブが計画しているプロジェクトと互換性がないことが判明しました。私たちは、フローラン・マルダの今後の幸運と成功を祈っています」
クラブはツイッターの公式アカウントでも、マルダ氏との契約解除を発表した。これに驚いたのがマルダ氏だった。クラブは「双方合意」としていたが、どうやらマルダ氏は自身が契約解除になることを知らなかったようだ。
クラブのツイッターでの投稿に対し、マルダ氏は「本当に知らなかったんだけど…??」と、疑問符を2つ付けた投稿で、大きな戸惑いを示している。
その後、双方からは何も発表されていないが、マルダ氏の投稿にはファンからの様々な反応が寄せられている。クラブとの“行き違い”に今後、進展はあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)